Next Stage(ネクステージ)は文法・語法などが学習できる英語の参考書です。この参考書を選んだ理由と学力UPに役立つ使い方について詳しく説明していきます。
三日坊主とは私のことです。計画を立てて勉強をやりきることが苦手だった私が、高校で偏差値を60台に乗せるのに一番力になったのがNext Stageでした。
Next Stageの読みやすさ
見開き2ページの左側に問題があります。(穴埋めや選択問題、並べかえ問題など)そのすぐ右側のページに問題の解説と解答が書かれています。解答はページの一番下にまとめられているので問題・解答・解説が、ページを行ったり来たりすることなく、集中して読めます。
この構成のおかげで寝転んでいても読みやすいです。別冊になっていたりページが分かれていたりする教材が多いですが、Next Stageはページを探す煩わしさがありません。机に向かって集中モードで利用するだけでなく、手に持って様々な場面でストレスなく進められます。
問題と解答解説が一緒だと答えが見えてしまってイヤ!という人もいるので、好みで分かれる部分だとは思います。
解くための手がかりを記憶
三日坊主の私にとっては、やることの全体像が見えていることが、ゴールに近づいていく実感があって進む力になりました。
Next Stageを解いていくと、よく見る文字のかたまりがたくさん身につきます。解くのは全部で1364個、このひとつひとつが分かるかどうか。解けるなら、解答のための手がかり、よく見る文字のかたまりが記憶できていると考えて進めました。
「looking forward to」「by mistake」「agree with」…などのイディオムや、
「It is important for us to」「the best」…
一番初級まで戻れば、「Thank you」「We are」などといったものもよく見る文字のかたまりです。
この1364個に続けて、単語・語彙・アクセント・発音パートもあるので、別で使っている英単語帳と重ねて使ってもいいかもしれません。被るところは復習・定着に、初見の内容は見つけたら取り入れてました。
- 文法:514個(1~514)
- 語法:228個(515~742)
- イディオム・会話表現:622個(743~1364)
- 単語・語彙・アクセント・発音パート
身に付けたよく見る文字のかたまりの数が多ければ多いほど、解けない問題が少なくなっていきます。解けない問題が少ないほど得点・偏差値が上がります。
結果にシンプルに繋がります。
記憶として定着しているかどうか確かめるには…
Next Stage一冊の1364個 + 残り
を通してこのテストができます。
Next Stageの難易度
この参考書を始めた時は、英検2級に向けての勉強も並行してやっていました。英検準2級を持っているレベルであれば、知らない英単語でつっかえるようなことはないかと思います。理解できる内容の中で、新しい知識を身に付けていくので速く進めることができます。
自分は中学校で習う範囲もやったきりで抜け漏れだらけだったのですが、Next Stageを先に始めてしまっても大丈夫でした。むしろ高校で習う範囲を勉強してから中学校の範囲を見直すとあっという間に復習が終わってしまいました。
相性の良い参考書
継続力を補うためにはお気に入りの教材を見つけるのがひとつのポイントです。
英語学習のモチベーションが欲しかったので、自分と相性の良い参考書を見つけることにしました。「すっと入ってきて読みやすいもの」を軸に探しました。
見つける条件
- 前へ前へと進む、くどくない解説
- 読み物ではなく、解くのがメイン<記憶定着のため>
- 文法に集中できる難易度
本屋で英語の参考書の棚にあるものを一通りぱらぱら見る中で、Next Stageには「これだ!」とピンとくるものがありました。
学校で配られた参考書は目を通すのが億劫でも、本屋まで行って自分に合うと思って選んだ参考書は他とは違う特別感がありました。
自分のお気に入りの参考書を見つけることは、子どもの野菜嫌い克服に似てる
嫌いな野菜でも、自分で育てて料理するとこまでやったら食べてみたくなる現象に似てると思います。適当にしがちなところに時間をかけたことで、学習のモチベーションに繋がってくるならその価値をわざわざ取りに行くのも良いと思います。
表紙の右上に4th EDITIONとあるのが今出ている最新版です。
三日坊主に易しい
一通り取り組んでみて、結果にシンプルに繋がる学習を手早くできてよかったというのが個人的な感想です。もちろん、躓くところは分かるまで調べるなどで1周目は時間をかける部分も出てきますが、忘れないうちに再度読み返した時は、さくさく進むので知識の確認が、やっていて心地良いです。
私のように、計画的に勉強するのが得意ではない、一気に進めたい派の人にとっては、他の参考書と見比べても比較的取り組みやすい構成になっているのではないかなと思います。
やろうと思い立った時のやる気の高さと計画を守って達成できない継続力の低さの両方をサポートできたことから、三日坊主にも易しい参考書だと思いました。(ゲームだったらいつまででもやっていられるのに…)
以上、英語の参考書Next Stageの使い方と選んだ理由についてお伝えしました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。